加古隆の「パリは燃えているか」を聴きながらパソコンに向かっている
窓の外は抜けるような青空
屋内の掃除を終え、布団を干し、スッキリした気分で、長い間放置してしまっていたブログを、今、更新している
昨年末に、母親が体調を崩した
40℃近い高熱で、意識が朦朧としていた母を実家から車に乗せ自宅に連れてきた
発熱外来でのPCR検査の結果は陰性
続いて血液検査と尿検査、更には、CT検査の結果
膀胱炎による炎症と軽い心不全による発熱が疑われるとのこと
母の症状が治まるまでの間(昨年12月19日から1月9日まで)
我が家でゆっくりと療養してもらった
母は今年87歳になる
3年程前、自転車で転んで大腿骨を骨折し入院した
それ以来認知症が始まり、少しずつ進行しているように思える
人一倍明るい性格だった母が、今は驚くほど大人しくなってしまっている
若いころの母を思い出すと何とも寂しい限りだ
私も妻も、そんな母の看病・介護に慣れていないため、今までになく心身ともに疲れを溜めていた
その上、大学の試験期間や自治会参加に伴うストレス、その他厄介なことが色々と重なり、私の体重もあっという間に3㎏程減った
多分、妻は私よりずっと疲れていたであろう
それでも、元旦の朝には近くの海岸で初日の出を見て
地元の神社で新春初祈祷も受けた
そして、今は、母も、私達夫婦も何とか日常を取り戻せている
サントリーHDの新浪剛史社長が日経新聞夕刊のコラムに書いていた
「常勝の道を歩んできたように言われることもあるが、程遠い人生だ。だが、それぞれの場で、もがいた。生きることはもがくことだ。もがいていれば、苦しい中にも成否にかかわらず「やってきてよかった」と思う時が必ず訪れる。」
1月が終わり、既に2月に入った
今日は節分、明日は立春だ
今更ではあるけれど
今年も、一日一日を大切にして、明るく前向きに人生を歩んでいきたいと思う
そう、予期せぬ困難に、その都度もがきながら
2023年元旦 初日の出(実家近くの海)