9月に入って最初の土曜日
午前4時に目が覚めた
書斎に入り、メール、ブログ、Facebookをチェック
午前5時、窓の外が若干明るくなってきた
残念ながら曇り空だ
パジャマを着替え、ウエストポーチにスマホを入れ、耳にshockzを掛けてウオーキングに出かけた
透明な迷宮(平野啓一郎著)をAudibleで聴きながら
家に帰って、髭を剃り、神棚の榊の水を替え、塩、米、水を供え
そして、床の間の花瓶の水を替えた
それを日課としている
午前6時45分、家人と二人、自転車でデニーズに向かった
毎週、土・日はデニーズで朝食をとっている
もう10年程になるだろうか
いつの間にか、馴染みのウエイトレスさんもできた
この方は旅行とお酒が大好きで、
僕たちにお土産を買ってきてくれたりもする
何人かの常連さんとも顔見知りになった
何日か前には、常連さんの老夫妻から「良かったらこれ食べて下さい」と
ビニール袋に入れたミョウガをいただいた
自宅の庭から収穫したそうだ
この老夫妻は、なんと365日、ここで朝食をとっているのだという
ここにも一つのコミュニティが出来ている
デニーズには、「セブンカフェ」を目当てに通っていた
しかし、今年の3月からエチオピアモカのアラビカ豆を使用したドリップ珈琲に変わった
最初はがっかりしたが、慣れるとこの珈琲も美味い
先日のこと、珈琲マシーンが故障し、エチオピアモカが飲めないことがあった
客に事情を説明し謝るウェイトレスさんに、僕たちの後から入ってきた70代と思しき男性が、
「おかしいじゃないか、そんなことあるのかよ」
と大声で、ウエイトレスさんをたしなめた
彼女は、「大変申し訳ありません」としきりに頭を下げていたが、その後も、かなりしつこく絡んでいた
そんなことで大声を上げるなんて
一人前の大人として恥ずかしい
いかにも心に余裕がなく、器が小さいだろう
好きな珈琲を飲めなくてがっかりしたのは分かる
だけど、やっぱりそこは、ぐっとこらえないと
それなら、また来ますといって、踵を返す方がまだましだ
仕方がないでしょう、マシンが壊れてしまったんだから
ドリンクバーの珈琲は飲めるんだし
それを見て、僕はなんとも嫌な気持ちになった
そして、家人が僕に呟いた
””反面教師にしようね””
僕は、つくり笑顔で”そうだね”と答えた
誕生月に店からプレゼント
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