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「ばっちゃん誕生日おめでとう」長男が母にプレゼント

森川七月の”セカンドラブ”を聞きながら机に向かっている。

 

彼岸を迎え、太陽の軌道がすっかり低くなった。日中は窓から差し込む光が強く、パソコンの裏側を熱している。パソコンが壊れないように南側の部屋から北側の部屋に拠点を移す季節がまた来た。

北側の部屋の北向きの机の位置は、南側の部屋の南向きよりも心が落ち着き、作業に集中出来るように感じる。

 

9月18日は母の85回目の誕生日であった。

その日の朝「ばっちゃん誕生日おめでとう」と私の長男がプレゼントを手渡した。

母は「どうもありがとう」と言って包み紙を開けながら、大粒の涙を目から溢れさせた。

上品な和菓子の詰め合わせだった。孫の気遣いが相当嬉しかったようで声を出して泣いていた。

 

母は2年前、彼岸の墓参りで自転車で転び大腿骨を折った。

骨がもろいため金具で骨を固定する手術を2回受け、数か月間入院した。入院中は認知症の予兆が感じられるなど、予後が心配されたが、病院の協力と前向きなリハビリで退院後は順調に回復した。

ところが、最近体力の衰えを感じている様子ですっかり気弱になっている。

 

私の父は肺がんを患い、72歳であっという間に他界した。母には父の分まで、もっと、もっと、もっと長生きしてもらいたい。

明日の天気は晴れ、そして、彼岸の中日、母を連れて父の墓参りに行くつもりだ。

 

昨日の十五夜お月さん満月

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