3月2日所得税の確定申告をしてきた。
午前中に市役所の特設窓口に行き、午後の分の整理券を貰っておくと午後1時には、待たずに申告できることが今回分かった。たまたま来年度の水彩画教室の予約を兼ねて11時過ぎに会場に行ったところ、午前中の受付が終了し、午後の分の整理券を配っていたので分かったことだ。
そのように朝に来て午後の分の整理券を貰う人も少なからずいるらしい。僕は6番の番号札を貰った。
現在の僕の収入は、株式等の売買、配当、それから20代から給料天引きで始めておいた財形年金だけだ。公的年金は64歳になったら支給される。
配当収入は、所得税15%と市県民税5%が特別徴収として予め配当額から差し引かれて振り込まれている。分離課税として特別徴収しているこの配当金を総合課税として確定申告することで差し引かれた所得税の全額が還付される。その額は夫婦で何回か旅行できる程度の額になるので、定年退職後の今はこの手続き自体が一つの楽しみにもなっている。だから e-tax などは利用しない。ついでに、ふるさと納税やら扶養控除やら妻の分も僕が確定申告している。
午後1時に行くと、直ぐに4番のブースに案内された。席に着くと、2メートルほど離れた右隣の席から
「僕は ”もの書き”なんですよ」
という声が聞こえた。60代半ばと思われる眼鏡をかけた品のよいおじさん、お洒落なナイスミドルである。
なんかかっこいい。
そうだ、僕も ”もの書き” になろう。
「今、何をしているんですか」とよく聞かれる。「いろいろと勉強しています」とか、「なんちゃって投資家」とか「学生」などと答えている。
これからは、「もの書きです」と答えよう。
親戚、近所、友達、ジム、同級生、教室で、みんなにそう答えるようにしよう。そして本当に ”もの書き” を職業にしてみよう。
まずは、本を一冊出してみることだろう。例えそれが売れなくても、それで僕は”もの書き”になれる。よしまた一つ目標ができた。わくわくしてきた。