いつも笑顔でいい顔で

毎日を楽しく笑って過ごしたい

「海を見ていた午後」を聞いていたら切なくなった

外はしとしとと五月雨、放送授業を2コマ聞き終え、今は、気分転換・休憩タイムだ。

コーヒーを飲みながら、ユーチューブでお気に入りの曲を聴いている。ユーミンの「イチゴ白書をもう一度」、「海を見ていた午後」、そして矢沢永吉の「A・Day」・・・

 

あの頃がよみがえり、切なくて鼻の奥の方がツンツンと痛い。

あなたを思い出す この店に来るたび
坂を上って今日も ひとり来てしまった
・・・・


ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さな泡も 恋のように消えていった
・・・・


紙ナプキンには インクが滲むから
忘れないでって やっと書いた 遠いあの日

 

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40年程前に幾度となく2人で行った横浜公園、元町、港の見える丘公園、手を繋いで歩いた外人墓地、その前にあった名前は忘れてしまったけど2階建ての雰囲気の良い喫茶店

あの頃は、周りの何もかもが輝き、世界が2人を中心に回っていた。出来ないことなんて何もないと思ってた。

 

先週の土・日、11,12の2日間、「証券教養講座」(面接授業)を受講した。

講師は日本証券業協会金融・証券インストラクターの工藤清美さん。金融リテラシー、資産運用についての丁寧な説明があり、非常に分かりやすい講義であった。僕の投資方針が間違っていないことが裏付けられ安心できたし、良い刺激にもなった。

年金受給前で、配当金など若干の不労所得しかなく、貯蓄の利息が殆どつかない今、「貯蓄から投資」への必要性を改めて考えさせられた。

今回、意外だったのは、若い世代の受講者が多かったこと、それも男性よりも女性の方が圧倒的に多いのには驚いた。しかし、質問時間を独占するのはシニアばっかりだった。

最後の45分間で筆記試験が行われ、終わった順に帰れるのだが、見ているとやっぱり若い人は早く、シニア世代は遅い。脳の吸収力の差が歴然と現れている。そういう僕も遅い方だったけど。

ちょっと前までは、お金は汗水垂らして自ら稼ぐもの、株は悪・博打と同じ、みたいな世の中の風潮だったような気もするのだが、今は国を挙げて投資を推奨している。

 

始めて株を買ったのは30年ほど前、確か、1989年、平成元年の夏だった。バブルがはじける直前だ。証券会社に勤めていた妻の友人を通して、川崎重工株を約100万円で買った。そして、数か月後にバブルが弾けて、あっという間に30万円になってしまった。この株はまだ持ち続けているので損はしていないものの、未だに含み損を抱えたままだ、いわゆる塩漬け状態だ。

 

当時は、まだ、立派な紙の株券で、証券窓口で株券を手にしたささやかな優越感?満足感?みたいな感覚を抱いたのを覚えている。

次に買ったのが、JR東日本の株、国鉄民営化の際に売り出され抽選で当たった。僕の応募は外れ、妻の応募が当たった。これは今、倍以上に上がっている。

投資では、その後も、何度も痛い目にあった。株の怖さを若いうちに経験できたのは今考えると悪くなかったかもしれない。

現在、ネットで、株、債券、投資信託など、何時でも、何処でも、何でも売買、管理できる。本当に便利になったと思う。だから衝動買いには十分注意しなければといつも思っている。

 

証券講座の試験にもあったが、これからも”余裕資金の範疇”で投資を楽しみたいと思っている。

虎の子の退職金には絶対に手を付けず、”余裕資金の範疇”で

 

 ↓ 自宅の窓から撮った太陽の周りの虹色の輪