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結婚記念日は築地の食材で

午前8時に築地の場外市場に着いた。

市場内の立体駐車場、「築地川第一駐車場」に車を置き、築地魚河岸棟に向かった。

まずは、のどくろの炙り、マグロの頭肉を買い、続けて、鮑、生ガキ、平目、鮭、銀鱈の西京漬け、揚げ物、乾きもの等々、大きめの保冷バッグ2つに次々と詰め込んだ。

高級魚クエも魅力的だったが、妻から反対され仕方なく諦めた。

一旦駐車場に戻って車に保冷バッグを積み込んでから、「すしざんまい本店」に向かった。

何と、びっくり、待たずに入れたのだ。店の前は行列が常なのに。ここには何回も来ているが、待たなかったのは初めてかもしれない。午前9時、遅めの朝食という時間帯が良かったか?

カウンター席について、まずは、小肌、平目の縁側、いくら、イカ、蟹をたいらげ、メインのマグロ三昧で締めた。車で来たのでビールを飲めないのが残念だったが、やはりここのマグロは絶品だ。

それにしても、20人以上は座れそうな1階のカウンター席には6,7人しか客がいない。何かあったのだろうかと心配してしまう。

席を立つとき、板前さんが「お味はいかがだったですか?」と聞くので、

「おいしかった、また来ます」

と挨拶し会計を済ませ店を出た。

 

駐車場から出て、銀座ICから首都高速に乗り次男の住む上目黒に向かった。

次男は今春の人事異動で名古屋支店から本社に転勤になり、都内に引っ越しており、新しい住処を一度は見ておきたいという妻のリクエストに応えることにした。

目黒インターを降り、右折、JR目黒駅前を過ぎてしばらく走ると「ニトリ」があった。そこの駐車場に止め、買い物をしていると次男が迎えに来てくれた。

ここから次男のマンションまで歩いて5分だという。3人で歩いて彼の住処に向かった。住宅街にあるこぎれいな、築5年の真新しいマンションの2階に彼の部屋があった。

 

家賃を聞くと16万円だという。高くないかと思ったが、都心となるとやむを得ないのかもしれない。

部屋に入ると綺麗に掃除されていた。親が来るので頑張ったんだろう。レンタルのウォーターサーバーから水を注いでくれたので、それを飲みながら、近況報告を交わした。それなりに元気で暮らしているようなので少しホッとした。

ピアノキーボードを僕に譲ってくれるというので車に積んで貰ってきた。もしかしたら、僕にも隠れた才能があるかもしれない。よし、家で練習してみよう、このピアノ。

マンションの近くにあった「御門屋本店」でお土産の和菓子を買い、午後1時に帰路に就いた。

自宅に帰って、日本茶を飲みながら買ってきた和菓子を食べて少し休んだ後、予め予約しておいたジムのスタジオレッスンに参加して汗を流した。

 

ジムから帰ると新鮮な築地の食材がテーブルに並べられ、妻がふるさと納税で選んだ山口県の東洋美人「地帆紅(ジパング)」が冷やされていた。幸せを感じるこの瞬間。

この日は、ほんのりいい気分のままベッドに入り熟睡した。

 

よい結婚記念日であった。

↓ 築地の食材で乾杯

↓ 炙ったのどくろ

↓ 山口の酒