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誕生日に奥日光に行ってきた ~Vol 1

8月25日は僕の誕生日

家人の誕生日であった4月27日には万座・草津温泉方面を観光した

今回は奥日光の湯元温泉に行ってきた

勿論、県民割・ブロック割を使って

 

当日は、午前4時30分に起床し、5時半過ぎに車で自宅を出た

京葉道路、首都高、東北自動車道を通り宇都宮インターで降りたのが午前9時頃

 

日光宇都宮道路を使わなかったのは、久しぶりに日光街道の杉並木を通ってみたいと思ったから

確か昭和55年のこと、自分で車を運転し、始めてこの杉並木を見た、そして、魅せられた

江戸時代にタイムスリップしたような、あの時に覚えた感覚は今も忘れない

その後、何度となくこの杉並木を通ったが、ここ20年は来ていない

それは、便利な日光宇都宮道路をいつも使ってしまっていたから

 

ところが、いざ来てみると、通行禁止でお目当ての杉並木は通れなかった

植栽後、約400年経過する杉の木を保護するため、

自動車排気ガス等による倒木や枯損を抑止するため、

今年の3月22日から通行止めにしているらしい

仕方なくバイパスを通り、日光側の杉並木入り口で車を降り写真だけ撮らせてもらった

日光街道杉並木

 

日光街道を右折し霧降高原に向かった

高原にある”天空回廊1,445段”を踏破したいと思ったから

しばらく走ると”霧降の滝”の案内板

入り口駐車場に車を止め整備された遊歩道を歩き始めると

一人旅と思わる中年?女性とすれ違い挨拶を交わした

今回の旅行で驚いたのは、女性のおひとりさまが多いこと

そして、みんな決まって幸せそうに見えること

10分程山道を歩くと展望台があり、小さな滝が見えた

写真機と三脚を抱えたおじさんが、

「ここよりも少し降りたところからの方がよく見えますよ」と教えてくれたので、

ありがとうございますとお礼を言って、

歩きにくい山道を降りてみたが、おじさんがいう程の成果は得られなかった

霧降の滝

車に乗り、霧降高原を目指してカーブが連続する登りの道を走った

目的地に着くと人影はまばら

レストハウスの案内板には、

ニッコウキスゲの見頃は6月下旬から7月末頃”

と書かれている

8月末ではもう遅いようだ

しかし、青紫のリンドウや濃いピンクのアザミなどの花々も、可憐で美しかった

以前ここに来たときはスキーのリフトを使ったように記憶していた

聞くと、平成22年に撤去しこの階段を造ったらしい

何とか1445段を踏破し、展望台に昇ったものの、残念ながら霧で殆ど景色が見えない

まさしく霧降高原である

霧の天空回廊1,445段

リンドウの花

目的地の展望台に書かれている”あいことば”を確認し引き返した

下りは、階段に沿って設置されている迂回路を歩いたため登りよりも随分楽に降りられた

普段から運動しない家人は、登りの階段が相当体にこたえようで

「膝が笑っている、明日が怖い」と何度もつぶやいていた

 

空はどんよりと曇っていたが、ときより太陽が顔をだし青空も見られた

雨が降らなかっただけでも”よし”としよう

80代と思わる老夫婦とすれ違った

腰を曲げ、杖を突いてゆっくりと階段を昇っていた、お互いを気遣いながら

これには感心させられた

コロナ禍であっても、いや、だからこそ、リアルな何気ない人との会話や触れ合いを求めている

そして、それが、旅の楽しみの一つでもある

 

レストハウスで担当職員に合言葉を言って、1,445段踏破のスタンプを押してもらった

1,445段踏破のスタンプ

 

自動販売機でペットボトルの水を買いその場で飲むと

冷たい水がのどの渇きを癒し、この上なく美味しく感じられた

そして、同時に踏破の達成感も味わうことができた

 

日光市内を中禅寺湖に向かって車を走らせた

神橋を左手に見て、東照宮、浦見の滝を素通りし、いろは坂を昇り切ったところにある明智平展望台駐車場に車を停めた

しかし、ここも雲に覆われ全く景色が見えない

ロープウエイも動いていない

晴れていれば、華厳の滝を上から一望できる絶好の場所なのに

諦めて、中禅寺湖畔の蕎麦屋”いなりや”さんで昼食をとった

家人は”きのこそば”、僕は”湯葉そば”を味わった

温かい湯葉そば

店を出ると雲間に青空が見える

もしかしてと思って、20分程車を走らせ半月山展望台に向かった

晴れれば、中禅寺湖男体山の大パノラマが広がるという展望台

残念ながらここでも見えるのは鼠色の雲ばかり

がっかりして、来た道を引き返した

 

さあ、次は、龍頭の滝だ

長くなってしまったので、続きは次回Vol2として書いてみたいと思っています