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誕生日に奥日光に行ってきた ~Vol 2

龍頭の滝はやっぱり見応えがあった

中学校の修学旅行で初めてこの滝を見たとき、

その豪快さに圧倒されたことを今でも覚えている

半世紀近く前のことになるが、断片的に覚えていることがある

10月の紅葉の最盛期で滝の周りの木々が赤く染まり幻想的だったこと

綺麗な滝の景色が映った”しおり”や”葉書”を買ったこと

集合写真を撮ったこと

そこに初恋のあの子もいたこと

そんなことが薄っすらと記憶に蘇る

 

滝見台から見た龍頭の滝

 

滝に沿って造られた遊歩道を、滝に架かる橋まで歩いてみた

水はザーザーと激しい音をたて勢いよく流れていた

 

脇の遊歩道から見た龍頭の滝

 

橋の上から見た滝

 

戦場ヶ原を左手に見て車を走らせると、次は、湯滝だ

湯滝の水量は更に圧巻だった、特に今日は

多分過去に見た湯滝の中で一番では?と思う程

しばらく、滝見台に立って、勢いよく流れ落ちる滝を眺めながら

マイナスイオンを全身に浴びた

そして、瞑想した

清々しくいい気持ちだ

 

滝見台から見た湯滝

 

時計を見ると午後3時

戦場ヶ原を歩くため滝見台を降りようと手すりを見ると何か注意を促す看板が目に入った

熊の目撃情報と、熊に遭遇したときの注意喚起が書かれた看板だ

そして、遊歩道には熊除けの鐘

更に、夏休み期間中であるにもかかわらず付近はひっそりとして寂しい

家人の足取りは重く、なんとなく落ち着きがない

どうも熊との遭遇が怖いらしい

湯川に沿って15分ほど歩くと周りが薄暗くなってきた

人影も殆どない

僕もちょっと恐ろしくなったため、踵を返してホテルに向かうことにした

 

遊歩道上の熊除けの鐘

 

閑散として人影のない遊歩道

 

ホテルは湯ノ湖湖畔の「奥日光湯元亀の井ホテル」

ホテルの前の広場では、何人かの観光客と思しき人たちが野生の鹿と戯れていた

駐車場は殆ど満杯だったが、玄関正面に1台分のスペースを見つけてそこに車を停めた

フロントでチェックインの手続きをして、エレベーターに乗り部屋に入った

部屋は湯ノ湖側の3階

残念ながら窓からは湖は見えない

直ぐに浴衣に着替えて一階の大浴場に入った

外の露天風呂は比較的大きく、硫黄の匂いがプンプン漂う白濁色の硫化水素温泉の源泉

万座温泉草津温泉の湯質に近い気がする

筋肉疲労冷え性、皮膚疾患、婦人病、切り傷、糖尿病への効果が期待できるという

 

外はまだ明るい

貸し切り状態の湯にゆったりとつかり、ぼーっと空を眺めていると、何とも言えない充実感、達成感、幸せ感に満たされた

 

早く生ビールが飲みたい

 

部屋に戻ると家人はまだ戻っていない

家人が帰るまで待ち

浴衣のまま、二人で一階のレストランに降りた

夕食はバイキングだ

食べ放題の

湯葉、国産牛ステーキ、寿司

などをたらふく食べて

 

僕は生ビール2杯、ハイボール1杯と日本酒1合

家人は生ビール2杯とハイボール1杯

 

いい気持ちに酔っぱらって部屋に戻った

本日2回目の温泉露天風呂に浸かり、午後9時にベッドに入った

 

いい誕生日だった

 

1000字を超えたので、続きは、次回に書かせて頂きます