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前歯を抜いた、怖いインプラント治療がまた始まる

先週、前歯(左上の差し歯)を抜いた

これからまた、怖いインプラント治療が始まる

 

インプラント治療はこれが2本目だ

1本目は今から4年前、2019年8月から始まった

左側下の奥から3本目の歯だ

なんと、歯科医である院長はその施術に失敗した

腫れあがった歯茎を治すため

麻酔を打ち、メスを入れた

一度歯に埋め込んだ土台をはずす施術は想像を超える激しい痛み

今も忘れない

治療中は、涙が溢れ出て止まらなかった

3年以上たった今、やっと馴染んできたところ

あの施術は歯科医のミスだった

どうもオペでの消毒不良が原因だったようだ

歯科医自ら「失敗してしまいすみません」などと何度も謝っていた

助手を務めた女性はといえば

「とんでもないことになってしまった」と

患者の不安心理を逆なでする無神経な一言

その後、何度か調整をしながら歯根に上物(義歯)を装着したが

またもや歯茎を腫れさせて、上物(義歯)を作り直す始末

そんな経験から、インプラント治療は今でも怖くてたまらない

 

だけど仕方がない

今回抜いた前歯の根元はなくなってしまっていて

差し歯はもう入れられないのだという

今後の治療の選択肢は、「入れ歯」か「ブリッジ」か「インプラント

歯医者の説明によると、それぞれのメリット・デメリットは

入れ歯

  長所 保険対象

  短所 入れ歯固定のために両サイドの健康な歯を削る必要がある

     食べ物の味が感じにくくなる

     管理が面倒(夜間は取りはずして寝なければならない等)

ブリッジ

  長所 保険対象(前歯の場合は自由診療が多い?)

     夜間取りはずし不要

  短所 歯固定のために両サイドの健康な歯を削る必要がある

インプラント

  長所 健康な歯を削らなくてよい

     自分の歯に近い感覚

     夜間取りはずし不要   

  短所 自由診療で高額

     定期的な検診などのメンテナンスが必要

 

過去に辛い経験はあるものの、やっぱり僕はインプラントを選択した

入れ歯、ブリッジは保険対象だが、インプラント自由診療

見積額は前歯1本なんと約55万円、高過ぎだろう

とは言え、食いしん坊の僕はいつまでも食べ物をおいしく食べたい

 

今後は、歯茎に人口骨を埋め込む

半年後にインプラントの土台を骨に埋め込む

その半年後にジルコニアセラミックの歯を取り付ける

1年がかりの治療になるらしい

今は仮歯(入れ歯)をつけている

違和感がありなかなか慣れないが、この仮歯とは今後1年程度付き合うことになりそうだ

 

~ 前歯欠損の思い出 ~

あれは昭和の時代が終わる頃

28歳になる夏だった

ブルデートでプールに行った時のことだ

当時コンタクトレンズを付けていた僕は

目を瞑ってプールの水に潜った

その瞬間、顔面にガツーンと激痛が走った

だれかに蹴飛ばされたと思ったが

顔面をプールの底にぶつけたのだった

前歯がグラグラして歯茎と唇が痺れあがった

翌日歯医者に行くと、もう抜かないとだめだという

虫歯もない綺麗な前歯だったが仕方がない

見栄えと品質の良い人口歯を歯科技工士につくってもらい

差し歯を入れることにした(当時はまだインプラント治療は普及していなかった)

費用は当時8万円位だったと思う

あれから36年、とうとうその差し歯が寿命を迎え、抜かざるを得なくなってしまった

 

~ そして今 ~

 

あれだけ大変な思いをさせらた僕の初めてのインプラント治療

きっと、歯科医も反省していることだろう

もしかしたらこの歯科医、腕は悪くないのかもしれない

インプラント治療の実績も多く

どうも、あんな失敗は僕以外には例がないようだ

だから、再度の失敗はないと信じたい

妻は、「もっと大きな病院の方が安心じゃないの?」と心配している

それに、僕のこの歯科医に対する今の信頼度は60点といったところ

ミスを認めて謝る誠実さを評価してもだ

だけど、今後のメンテナンスのことを考えると

やっぱり自宅から歩いて3分という場所にあるこの歯科医院に

もう一度任せてみたいと判断した

 

「老化を遅らせるためには歯を守りなさい」

と、誰かが言っていた

口内をいつも清潔にして

定期的なメンテナンスを怠らず

今の歯を出来るだけ長く健康に保ちたい

そして、やっぱり、うまいものは美味しく味わいたい、いつまでも

 

それにしても、仮歯(入歯)装着時の違和感と面倒な管理には辟易としている

 

↓ 散歩中の今朝5時半の東の空 ~ すっかり秋めいています ~